第13回:ウォーキング旅行で訪れた地点紹介(宮崎県西臼杵郡高千穂町〜福岡県北九州市小倉南区編)

ウォーキング旅行について

2021年9月29日よりダイエットのためにウォーキングを始めました。

きつい食事制限とかは続かないだろうなぁということで、歩くことには抵抗がなかった「ウォーキングダイエット」をすることにしました。

ただウォーキングをするだけでは続かないかもということで、このウォーキングを通して何か楽しめる企画がないかなということではじめたのが、当ブログで連日投稿している『ウォーキング旅行』となります。

ウォーキング旅行は、毎日歩いた分だけ地図上を移動していけるすごろくのようなものです。

そしてこのウォーキング旅行で九州を1周してみようということになりました。

ウォーキング旅行は146日間をかけて九州1周を無事達成しました。

基本的なルールはこのような感じになっています。

ウォーキング旅行の基本的なルールについて
  • 出発地点は小倉駅
  • 1日に移動できる距離はアプリに記録された距離とする
  • 移動した際の目的地(到達地点)の場所を記録する
  • 設定した目的地(通過地点でも可)を題材に記事を書く
  • 翌日は前日の到達地点からスタートする
  • 自分の体調を第一に、1日の移動ノルマは設定しない
  • 最終的に九州を1週して小倉駅に戻ったらゴール!

はじめはウォーキングを続けられるようになればいいなぁという軽い気持ちで始めたのですが、毎日訪れる各地の風景や歴史にふれることで歩くこと自体が楽しくなってしまいました。

今回の企画で、日々この擬似旅行を楽しみながらウォーキングをすることができました。

今回の訪問地点のご紹介

当記事ではこれまでに訪問した地点をご紹介していくシリーズの第13回目となります。

今回は宮崎県西臼杵郡高千穂町から福岡県北九州市小倉南区までに訪問した、計13地点についてご紹介していきます。

旅行誌やサイトなどで紹介されているメジャーなところからそうでないところにも立ち寄っているので、気になる地点があれば嬉しいです。

No.訪問地点分類
126上野神社神社
127祖母山景勝地
128中尾八幡社神社
129岡城跡城・遺跡
130世界一大ブランコ公園
131タデ原湿原景勝地
132蛇越展望所景勝地
133宇佐のマチュピチュ展望台景勝地
134箭山神社神社
135中津大神宮神社
136綱敷天満宮神社
137白石海岸海浜公園
138綿津美神社神社

今回ご紹介するのは以上13地点になります。

今回は神社が6ヶ所、景勝地が4ヶ所、その他3ヶ所となっています。

神社が6か所と最も多くなってしまったのは、個人的な趣向が加味されてしまったようです。

それでは訪問した各地点について簡単な説明と合わせて該当記事の案内とあわせてご紹介していきたいと思います。

126.よみがえりの聖地、上野神社

もともとは紀州熊野からの勧請で建てられた神社で、熊野神社と命名されていました。

上野神社に改名されたのは明治になってからです。

自然信仰に根ざした紀州熊野でしたが、独自の発展を遂げることとなり平安時代末期には「浄土への入り口」として貴族の参拝が増えることとなりました。

この浄土に参拝して帰ってくることが死と再生を意味していることから現在でも「よみがえりの聖地」として多くの信仰を集めています。

このような時代背景に触れた記事をここでは扱っています。

127.女人禁制の掟を打ち破った日向御前と祖母山

昔、山には神様が宿っているという考え方をする山岳信仰がありました。

そのため山は神聖な場所として女人禁制だった時代がありました。

そんな掟を打ち破ったのが、織田信長と徳川家康のひ孫である国姫でした。

「男は登れるのに女が登れないなんておかしい!」と言い放ち女人禁制をもろともせず頭頂したという伝説が残されています。

国姫は大変な美人でありながら男勝りの彼女の振る舞いから、延岡では『(美人だけど)手のつけられない女性』に対して【日向御前(ひむかごぜん)】というあだ名をつけたとされます。

あなたの身近にこのあだ名が付けられていたとしたら、きっとそういうことでしょう。

128.中尾八幡社でイチョウとギンナンの違いについて解説

神社の側にあるイチョウの木がわりと有名で紅葉の時期には撮影に来る方もわりといるようです。

そしてここでは中尾八幡社と合わせて、『銀杏』という字がどうして「イチョウ」と「ギンナン」の読み方に違いがあるのかについても解説しています。

129.難攻不落の堅城、岡城跡

岡城は難攻不落の堅城として知られています。

どうして難攻不落と言われたのかについて少し掘り下げて解説する記事を書きました。

現在はお城は残っておらず石垣のみが残されています。

また、滝廉太郎といえば「荒城の月」ですが、岡城がある郷里を思い出しながらこの曲を作曲したと言われています。

130.アルプスの少女ハイジの気分を味わえる?世界一大ブランコ

高さ31.5mの世界一大きいブランコとして知られていますが、実はこちらのブランコDIYで作られたお手製ブランコです。

度胸のある方は実際に乗ることもできるので、ぜひアルプスの少女ハイジの気分を味わってください。

注意することとしては、自作なので乱暴な乗り方はしないことはもちろんデブッチョの方は気をつけたほうがよさそうです。

131.天の川の撮影にはココ!タデ原湿原

阿蘇くじゅう国立公園内にあるタデ原湿原は見渡す限りの草原、奥に見える連山と心を空っぽにして遊歩道を歩いてみたらきっと自分の悩み事なんて小さなことだなと悟りが開けるかもしれません。

周りを遮るものが一切ないので夏になると天の川を撮影にタデ原湿原にやってくる方が結構いるようです。

素敵な写真をいくつも拝見することができました。

132.蛇越展望所から見える雲海と日の出

こちらの展望所から稀に見ることができる雲海。

なかなか見ることができませんが、奇跡的に撮影された方の写真はやはり素敵でした。

こちらの記事ではこの雲海についてと、由布院と湯布院の違いに焦点をあてて紹介しています。

133.まるで現地に来たかと錯覚しそうになる宇佐のマチュピチュ展望台

古代インカ帝国の遺跡、南米ペルーのマチュピチュ遺跡と景観がそっくりだとして有名なのが宇佐のマチュピチュ。

「まさか〜そんなことあるわけ・・・ある!」

と思わず言ってしまいそうになるくらい、見た目そっくりです。

また、こちらの展望台から見える朝もやを撮影した景観についてもいくつかご紹介しています。

134.修行僧が建てた箭山神社

古くは山岳仏教の信仰を集めた修験の山として知られていました。

多くの修行僧たちがこの山を訪れて修行に励んだそうです。

そんな修行僧が建てたのがこの箭山神社です。

135.豊前国のお伊勢様といえば、中津大神宮

こちらの神社は伊勢志摩神宮に影響を受けた神社になります。

基本的に「神宮」と名がつく神社は伊勢神宮に影響を受けていると考えて良いかと思います。

当記事では中津大神宮と伊勢神宮の関わりと、少し派生し現在では麻薬として扱われている「大麻」について少し深掘りして記事を書きました。

136.道真が太宰府へと向かう途中に立ち寄ったとされる、綱敷天満宮

「神宮」といえば伊勢神宮でしたが、「天満宮」や「天神」という名前がつくと藤原道真が御祭神の神社となります。

天才すぎるが故に非業の死を遂げることとなった藤原道真ですが、彼が太宰府へと向かう途中に立ち寄って休養した場所ではココと同じように綱敷天満宮が建てられています。

137.マテ貝の潮干狩りが楽しめる白石海岸

年々海岸の埋め立て開発が進む福岡県京都郡の苅田町で唯一残っている自然の干潟、白石海岸。

ここでは主にマテ貝の潮干狩りを楽しむことができます。

令和4年度は潮干狩りが中止になっていますが、また再開された際には是非一度行ってみたいなぁと思いました。

138.綿津美神社

ワタツミと書いて海神と書くことから、海にまつわる神さまを祀っていることは想像できるかと思います。

こちらの神社では御祭神の大綿津見神と神産みをしたイザナギ、イザナミと主に記紀(古事記・日本書紀の略)について深掘りして記事を書きました。

第13回 訪問地紹介まとめ

今回は宮崎県西臼杵郡高千穂町から福岡県北九州市小倉南区までの13地点についてご紹介いたしました。

神社のご紹介が目立ちましたが、素敵な景観についてもしっかり堪能できた13地点だったと思います。

今回ご紹介した13地点の中から実際に行ってみたい!オススメしたい地点はこちらです。

  • タデ原湿原

今回は神社巡りが多かったので神社にしようかとも思ったのですが、360度パノラマの風景を楽しむことができるタデ原湿原を散策してみたいなぁと思いました。

昨年の10月からスタートして146日間にわたってウォーキング旅行と題して歩いて九州を1周する旅を続けてきました。

訪問した地点それぞれについてはあらかじめ決めていたわけではなくてその日ごとに目的地探しをしながら移動してきたわけですが、十分に楽しむことができた146日間でした。

何かをやり続けることが苦手だった自分自身に対しても継続することへの自信につなげることができた企画だったと思います。

今後もまた趣味のウォーキングを通してまた別の地域で1周旅行をしてみたいなぁと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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