目次
岡城跡について
本日は大分県竹田市にある岡城跡を訪れました。
ここ岡城は滝廉太郎が作曲した「荒城の月」が生まれたとされます。
今回はそんな岡城跡について少し深掘りしていきたいと思います。
岡城跡の所在地とアクセス
上図のとおり岡城跡は大分県の内陸部にあります。
現地へのアクセスはこのようになっています。
- 熊本空港から車で1時間半
- 豊肥本線豊後竹田駅より車で10分、徒歩で35分
- 竹田ICから車で12分
岡城跡近くまで公共交通機関が通っているため、遠方から訪れる際でもすぐ近くまで向かうことができるので交通の便は良いと言えるかと思います。
岡城跡みどころ①難攻不落の堅城
岡城が難攻不落と言われるのには主に次の2つが挙げられます。
- 周囲は断崖絶壁
- 断崖絶壁の上に築かれた石垣
もともとは天神山の頂上に建てられたいわゆる山城が岡城でした。
山の地形を最大限に活かして作られた城を山城といいます。
険しい地形の上に建てられているため敵軍の移動を阻害したり高所から戦局を見ることができるなど有利な点が多くありました。
しかし険しい地形に建てられたため日常生活をする上では不便なため、有事以外は別の場所で生活をするなど拠点の移動も見られました。
岡城は近世山城にあたるとされています。
基本的に山城は山の地形をそのまま利用して城を作るために「土の城」とも呼ばれます。
しかしこの土の城をさらに堅固な城とするために文禄3年(1594年)に岡城城主となった中川秀成は土の城から石垣造の石の城へと大改修を行いました。
岡城跡のみどころ②荒城の月が生まれた城
名曲「荒城の月」を生み出した滝廉太郎は、幼少期を過ごした郷里、大分県竹田にある岡城跡を思い出しながら作曲したとされています。
※歌詞の内容については、会津若松の鶴ヶ城であったと言われています。
私も小学生・中学生のころにこの曲を知りましたが当時はこの曲の何が素晴らしいのかがさっぱり分かりませんでした。
今でも何が素晴らしいのかしっかりとは分かっていないのかもしれませんが、滝廉太郎が眺めていた景色を思いながらこの曲を聴くと子供の頃聴いた曲とは違うものに聞こえてくるから不思議です。
「荒城の月」は日本で初めて作曲された西洋音楽の歌曲として、日本の歴史的にも重要な曲といわれています。
また、仙台城には荒城の月の歌碑が収められています。
岡城跡のみどころ③石垣のこだわりを感じることができる
大分県竹田市の岡城跡。
— 夢旅人 (@qBxVDWkI19uQX9g) March 1, 2022
5回ほど登城していますが、来るたびに新たな発見があり、石垣は何回見ても飽きません♫☺️。#岡城跡 #城好き #日本100名城 #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/dvGfGz0nB9
こちらのツイート(左上の画像)を見ていただくと分かりますが、岡城の石垣は場所によっては引っ込んだり飛び出たりしています。
これは石垣の上からでも敵軍を左右から弓を射ることができるような工夫がされています。
また土の城から石の城へと変貌を遂げさせた中川城主は石垣へのこだわりが各所で見て取れます。
以下のように石垣の積み方にも多岐に渡ります。
- 野面積み :自然の石を加工せずに積む工法
- 打ち込み積み:石の接合部を少なくなる加工をして積む工法
- 切り込み積み:石を整形して隙間なく積む工法
- 乱積み :不規則に積み上げられた石垣
- 布積み :横に一直線に並べられた石垣
- 谷積み :石を斜めに積み上げた石垣
- 算木積み :石垣の角部の積み方
このように石垣に対してさまざまなこだわりを感じることができる岡城ですが、これらの他にも職人の技術力を誇示するための鏡石や石垣に刻印があったりと千差万別です。
岡城のみどころ④四季を感じることができる
岡城では一年を通じてお祭りが開催され、また四季ごとに花を楽しんだりできるのも岡城の見どころといえるでしょう。
季節を感じることができるTweetあれこれ
梅ほころび桜の春待つ岡城跡#大分県竹田市 #竹田市 #荒城の月 #滝廉太郎 #岡城跡 #村津孝仁 #OBSアナウンサー pic.twitter.com/nPR6dwnOos
— 村津孝仁(OBSアナウンサー) (@muratsu_obs) January 17, 2021
岡城跡の紅葉はまさに木が情熱的に燃えているみたいだった。 pic.twitter.com/pRdujZR0FY
— ramumi8 (@ramumi8) October 28, 2021
紅葉の色づき具合が大変素敵ですね。
ここまで真っ赤に染まった紅葉を見ることができたらきっと大満足でしょう。
天空の城といえば思い浮かぶのがこの岡城跡。
— 岐阜お城研究会代表 (@shirosukiGifu) July 16, 2021
滝廉太郎の銅像もここにあり「荒城の月」がよく似合います。 pic.twitter.com/8BMK3K00WN
標高325mに建てられた岡城が天空の城と呼ばれるのはわかる気がしますね。
岡城跡のみどころ⑤季節ごとに祭りの開催地
岡城跡では1年を通して祭りが開催されており、四季折々の景観を楽しみつつ祭りも楽しめます。
- 岡城桜まつり
- 夏越祭り(なごしまつり)
- 善神王祭(ぜじんのうさい)
- たけた竹灯籠 竹楽(ちくらく)
- 岡藩城下町雛まつり
このように1年を通してお祭りが開催されているため、いつ訪れても楽しむことができるというのは魅力的ですね。
本日は岡城跡についてまとめてみました。
久しぶりにお城の訪問となりましたが、素敵な景観を見ることができました。
続いては当ブログ恒例となっておりますウォーキング旅行についてご案内いたします。
ウォーキング旅行について
ダイエットのために始めたこのウォーキングですが、せっかくやるなら継続できるような企画にしたいということで歩いた分だけ地図上を移動できる「旅行したつもり旅行(以下ウォーキング旅行)」をスタートしました。
目的地はあらかじめ設定するのではなく、その日歩いた距離数の分移動できるスポットを決めるというやり方です。
いわゆる「後出し」で目的地を決定する方法ですが、あらかじめ目的地を設定したときの『あとどれだけ歩かないといけない』といった義務感がないこともうまく継続できている要因かもしれません。
ウォーキングに対してあまり厳しいルールを設けてしまうと途中で挫折する原因になるため、まずは長く続けられるようなルールづくりをしました。
以下、ウォーキング旅行の基本的なルールとなります。
- 出発地点は小倉駅
- 1日に移動できる距離はアプリに記録された距離とする
- 移動した際の目的地(到達地点)の場所を記録する
- 設定した目的地(通過地点でも可)を題材に記事を書く
- 翌日は前日の到達地点からスタートする
- 自分の体調を第一に、1日の移動ノルマは設定しない
- 最終的に九州を1週して小倉駅に戻ったらゴール!
九州1周の距離とゴールまでのおおよその期間
九州1周を1200〜1500kmで算出しています。
ひと月に300km歩いたとして、4〜5ヶ月で1周できる計算です。
雨天時など外出が難しい日もあるかと思いますが、決して無理はせずにウォーキングを継続していきたいと思います。
ウォーキングをはじめた理由
ダイエットのためです。
これまで色々なダイエット法を試してきましたが、どれも長続きせずいつも途中でやめていました。
せっかく挑戦するなら今度は自分の性格に合ったダイエット法でやってみようということで、歩くこと自体にあまり抵抗がなかったこともありウォーキングダイエットをすることに決めました。
有酸素運動の中では負荷が少ない部類なので劇的な減量は見込めませんが、継続するということも考えると長期的に結果が出る方が自分に合っている気がしています。
本日の移動ルートについて
本日は中尾八幡社を出発して岡城跡へと向かう全長5.5kmのコースとなっています。
中盤まで非常に緩やかな下り坂をおりていき、終盤に高低差50mの坂道を登る必要がありますが、距離を考えるとさほどきつさを感じずに歩き切ることができるのではないかと思います。
本日の運動結果について
ヘルスケアのスクショを忘れてしまったため、テーブルでの表記となります。
アクティブエネルギー(活動消費カロリー) | 1,087kcal |
安静時エネルギー(基礎代謝) | 2,956kcal |
ウォーキングの距離 | 6.3km |
歩数 | 8,078歩 |
本日は朝から夕方までほとんど運転で終わってしまった1日となりました。
ある程度予想はしていたこととはいえ、これまでの約半分しか運動ができていないことに愕然としました。
翌日も朝が早いため夜間のウォーキングはほどほどになりました。
しばらくは新しい生活スタイルに慣れるために無理なウォーキングを控える必要がありそうでゴールが近づきつつある中で足踏みが続きそうな予感です。
135日目 まとめ
本日は荒城の月が生まれた岡城跡を訪れて素敵な景色を見ることができて満足できた反面、新しい部署での勤務で予想以上に運動ができなかったことにショックを受けた1日でもありました。
仕事なのでこれはこれで受け入れるしかないのですが、新しい仕事環境の中で運動時間を捻出することができるのか今のところまだ分かりませんが、仕事に慣れてきたら光明が見えてくるかもしれません。
とはいえゴールが見えつつある現状、ここで中断するのは非常にもったいないので少しずつでも小倉駅に向かえるように運動は意識して行っていきたいと思います。