道後温泉

日本三古湯、道後温泉

2020年1月に嫁さんと一緒に愛媛にある道後温泉に行ってきました。私と嫁さんの共に温泉旅行が好きなので、今後も温泉をテーマにした記事を定期的に書いていこうと思います。 さて、今回は道後温泉についてです。

道後温泉は、四国・愛媛県にある温泉で日本三古湯のひとつと言われています。日本三古湯は諸説ありますが、道後温泉はどちらにも登場する温泉です。

日本書紀と風土記からなる三古湯

  • 愛媛の道後温泉
  • 兵庫の有馬温泉
  • 和歌山の白浜温泉

延喜式神名帳に基づく三古湯

  • 愛媛の道後温泉
  • 兵庫の有馬温泉
  • 福島のいわき湯本温泉

どちらの三古湯にも名前が挙がる道後温泉ですが、3000年の歴史を誇り万葉集や日本書紀にも登場し、聖徳太子や天智天皇、天武天皇も温泉に入ったと伝えられています。道後温泉本館には皇族専用の浴室もあることから由緒正しい温泉と言えるかもしれません。

道後温泉は次の2つからなります。

  • 元湯(神湯):道後温泉本館
  • 外湯(新湯:道後温泉 飛鳥乃湯泉、親湯:道後温泉 椿の湯)

以上のように元湯と外湯の2つに分類され、さらに外湯は新湯と親湯の2つに分類されます。道後を訪れた際にはぜひそれぞれのお湯の違いを楽しんでいただきたいです。場所によっては日帰りも出来るかもしれませんが、是非旅館に宿泊してゆっくりそれぞれの温泉を楽しみたいところです。

位置関係

道後温泉は四国・愛媛県松山市にある温泉です。本州から車で向かう際には岡山県の瀬戸大橋か広島県のしまなみ街道のどちらかを使います。仮に岡山駅を始点として瀬戸大橋を利用すると約190km、しまなみ街道経由で向かうと約170kmとなります。また在来線で向かう場合には岡山駅から出発する電車(瀬戸大橋線)に乗る必要があります。どちらの場合でもそれなりに時間がかかるので、現地に着いた際に入る温泉はきっと心地良いでしょう。

道後REBOAN

2019年より道後温泉本館は改修工事のため館全体をドーム型にラッピングされています。火の鳥とコラボした外観は見ているだけでも趣を感じさせてくれます。

写真の通り改修工事を思わせない道後温泉本館ですが、もちろん醍醐味の温泉も大変気持ちよかったです。

道後温泉本館 神湯(元湯)

残念ながら館内お風呂場の撮影はできないためありませんので実際に入ってみた感想を。少し温度が高めのお湯が湧き立ち、お風呂上がりにはお肌がすべすべになりました。普段から脂汗が身体中から出ている私ですが、お風呂上がりの時の自分の肌を触ってビックリするほどです。また現在は改修工事中のため本館は温泉風呂以外は利用することができません。夏目漱石が利用していたとされる客室なども見ることはできません。

温泉自体ですが、広々とした銭湯のような空間を想像していたのですが、見事に裏切られました。例えていうのならこじんまりとした大衆浴場といった感じです。当時15人くらいがお風呂場にいたのですがかなり狭く感じました。風呂から出た後に嫁さんにも確認しましたが、女湯もあまり広くはなかったようです。

余談になりますが、私が本館の神湯に入ったときのこと、ちょうどとある大学の相撲部の方々も一緒にお風呂に入っており、部長の「よーし、そろそろ出るぞー」という掛け声と共に10人ほどの部員さんがぞろぞろとお風呂から出ていくと、お風呂のお湯が半分くらいに減ってしまい、かなりビックリしたという珍事がありました。

道後温泉の親湯・新湯(外湯)

椿の湯の外観

外湯には

  • 道後温泉 椿の湯
  • 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

以上の2つが外湯となります。

写真は椿の湯と飛鳥乃湯泉との間にあるオブジェと庭先です。奥に小さくピンク色に見えているものは白濱イズミさんの詩です。彼女は道後出身のファッションモデルみたいですね。道後では2019年から『ラブレター〜愛を繋ぐ、愛を紡ぐ道後めぐり〜』というイベントを開催しています。道後温泉の各所に歌人の愛を綴った歌詞がいくつかあるようで、こうした詩人の歌詞を見つける散策というのも面白いかもしれませんね。

また道後温泉別館飛鳥乃湯泉ですが、館内にはお風呂の前後をくつろげるように休憩室が設けられています。大人数が休むことができる大広間と、家族や恋人とゆっくりできる個室があります。個室はかなり人気なのですぐに満室になってしまうため、運良く部屋が空いていた場合にはぜひ利用してみてください。

私が別館飛鳥乃湯泉を訪問した際にはたまたま個室が1部屋だけ空いており、利用しました。その際利用したのが行宮の間と呼ばれる個室。スペースは4畳ほどですが襖で間仕切りされており、恋人や家族だけの空間を楽しむことができます。90分で1700円で借りることができますが、大人気のため借りられるかどうかは運次第、ということです。

その後、椿の湯にも入り道後温泉の本館、別館全てのお湯を堪能できましたが、個人的には別館の飛鳥乃湯泉が一番気持ちが良かったです。3つのお風呂があるためそれぞれ好みのお湯にもきっと巡り合うことができると思います。

今回道後を訪れたのはコロナが問題視され始めた頃で、本格的な移動規制がかかる前の1月下旬でしたが、このとき外国人観光客の姿は少なくなっており、既に人が溢れる温泉街ではなくなりつつある時期でしたが、個人的には静かでここだけゆっくりと時を刻む別世界のような温泉街を楽しむことができました。千と千尋の神隠しのモチーフにもなったとも言われる道後温泉、温泉の質も良く、もう一度行きたいと思わせてくれる温泉でした。

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