休日を利用して進撃の日田を満喫していました。大山ダム→道の駅おおやま→日田駅とイベント会場を周り、次なる目的地である豊後森機関庫公園を目指して山道を走行中に目の前に飛び込んできたのが、丘一面に咲く芝桜の光景でした。
運転席の目の前に広がる一面の芝桜の美しさにもともと立ち寄る予定はなかったのですが、もっと近くで見てみたいと思い高塚愛宕地蔵尊に立ち寄ることとなりました。今回は偶然立ち寄った高塚愛宕地蔵尊についてシェアしたいと思います。とっても素敵なところです。
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進撃の巨人in日田で訪れている方であればだいたいが同じルートになるかと思いますので情報をシェアさせていただきます。まずは位置関係から。

大山ダム、道の駅おおやま、日田駅の3箇所をまわって、豊後森機関庫公園に向かう方はおそらく上記ルートで向かうことになるかと思います。ちなみにこちらは一般道ルートです。大分自動車道を走行する場合には訪問できませんが、天瀬高塚ICで降車することで、高塚愛宕地蔵尊に行くことが可能となっています。
高速を使っても一般道で行っても時間差はわずか4分しか変わらないため、この区間を高速利用する価値はあまりなさそうです。また、この辺りは窪窯が結構あったので、そういった陶芸関係に興味のある方だとちょっと楽しめる地域かもしれません。

運転中に花に見惚れるってなかなかないと思うのですが、「ここまで色鮮やかに咲く芝桜を見ても同じことが言えます?」と思わず言いたくなるくらい綺麗です。こちらの芝桜は3月下旬から4月下旬まで見られるとのこと。ちょうど良い時期に見ることができて良かったです。

多くの方が芝桜を背景に写真撮影しておりました。この色鮮やかな桜を見てしまったら思わず記念撮影もしたくなりますよね。私も思わず奥さんにビデオ通話でこの一面の景色を見せていました。
ひと通り満開の芝桜を堪能して、ふと目についたのが参道でした。
「あら、ここ登れそうだな」
そんなことを思いながら参拝帰りの方に
「この上、何がありますか?」と聞くと
「たくさんのお地蔵様がいたよ!登るの大変だけどその甲斐はあったな!」
なんと!そんなことを言われたら登らないわけにはいかなくなりました。ということで、登り始めることに。

参道の入り口に立ち、その先を見ますがてっぺんが見えません。すこーし嫌な感じがしますが、このまま登り始めます。

結構登ったなぁと思ったら、まだまだでした。この先があります。。

前を見やると今度はさらに長く続く参道が目に飛び込んできました。ここまで登ってきたのだから登るかと覚悟を決めて登り始めました。以前平戸に行ったときにも似たような坂を登っていって頂上についたら大きな駐車場があったことがあるのですが、今回もそんなオチがついてきたら嫌だなーとか思いつつ頂上まで登りました。

嫌な予感が的中してしまいました。参道を上り切って目の前に飛び込んできたのは広々とした駐車場でした。ショック。
車で頂上に行くにはこちらのルート

少しわかりにくいですが、簡易図を作ってみました。山道に入る入り口を通り過ぎ少し先に行くと交差点がありますので、そこを左折するとそのまま頂上へ直通で向かうことができます。
以前佐賀県の平戸にあるザビエル教会を訪れたときも車で行けることを知らずに階段を登り続けてしまった苦い経験がありますが、同じ轍を踏んでしまいました。いい運動だったと自分に言い聞かせて納得いたしました笑
上の写真は壁面の一部です。お寺を取り囲むように壁面一面にこのようなお地蔵様が奉納されています。説明によると2000体以上のお地蔵様が奉納されているようです。お寺の先には祠があるのですが、祠の中も一面お地蔵様でした。間違いなくここはパワースポットだと思います。
写真を撮り忘れてしまったのですが、樹齢1300年のイチョウの大木が階段を登ったところにあり、この大木はパワースポットとして祀られていました。
また、奉納されているお地蔵様の一部はお賽銭を入れてお参りすることができるのですが、お地蔵様の数が多いのでそのひとつひとつにお賽銭を入れてのお参りを希望する方は、あらかじめ小銭を多めに用意しておきましょう。間違いなく無くなります。
でも、全てのお地蔵様にお祈りをしたら物凄いご利益があるかもしれませんね。
神仏混淆の地蔵尊である
ここ高塚愛宕地蔵尊は神仏混淆形式を残した珍しい地蔵尊として知られています。神仏混淆(しんぶつこんこう)とは、日本土着の神祇信仰と仏教信仰が融合して一つの信仰体系として構成された宗教現象のことで、神仏習合とも呼びます。
ざっくり言うと、『日本古来の信仰と外国から入ってきた仏教信仰が合わさり一つの信仰体系となった』と考えると少しわかりやすいかもしれません。信仰に造詣が深いわけではないので、語弊があるかもしれませんがニュアンス的には大体合っていると思います。
祈願成就のお地蔵様
一面に奉納されたお地蔵様ですが、これはそもそもこの地が願い事成就の神様を祀っており、多くの方々がお願い事をするのに絵馬やお祈りを捧げます。そして願い事が成就されるとお地蔵様を奉納するという形で、少しずつお地蔵様が増えていき、『祈願成就のお地蔵様』と呼ばれています。現在は2000体を超えるお地蔵様が奉納されています。
一念洞(いちねんどう)
1050年祭記念事業の一環として2002年(平成14年)に作られた参拝トンネルが一念洞(いちねんどう)です。こちらは祈願成就のお地蔵様の下にトンネルが掘られておりその洞内の中央部には地蔵菩薩の化身と言われる閻魔大王と六地蔵が御祭しています。
閻魔大王のイメージって怖いイメージがありますが、そこに祀られている閻魔大王もやはりイメージそのものでした。是非実物をご覧になっていただきたいと思います。
絵馬と願い紙
絵馬や願い紙は、願い事が成就するように、または成就したお礼に記入します。願い事が書かれた絵馬をいくつか見てみましたが成就したお礼で絵馬を書いているものが多く見受けられました。そういう点で見れば願い事成就の神様が祀られているというのは本当かもしれませんね。
また、願い事が成就したお礼としてお地蔵様を奉納する、という流れにもなっていることを考えると数多くの方々の願いが成就された場所、とも言えるので相当なパワースポットと言えるかもしれません。
私も家族の健康をお祈りしました。
高塚地蔵尊へと向かう参道入り口と山道の中程、頂上付近の両側とお土産屋が並んでいます。コロナ禍ということもあり半分ほどは店を閉めているようでしたが営業中の店舗では主に農産物や乾物、お土産と結構種類があったように思います。
地蔵尊の公式ホームページを見てみると全ての露天があいている様子は窺えるのですが、全盛期に比べるとやはり閑散としている感じがしました。
今回たまたま目に飛び込んできた綺麗な芝桜のおかげで素敵な場所を知ることができました。これがもう少し時期が遅れていたら芝桜に目を止めることもなかったかもしれないことを思うと、巡り合わせなのかもしれません。
頂上に駐車場があるのに苦労して参道を歩いて登ってしまうというのはおそらくこれからもやってしまうんだろうな、と思いますがそうしたことも小さな発見につながるかもしれないことを思うと今日の出逢いはまさに巡り逢わせかもしれません。ちなみにここから豊後森機関庫公園へは20分かからず到着できますので、目的地前の小休止の場所として利用するのも良いかと思います。
Solo-Yase 


