目次
鹿児島一帯に広がる霧島神社
天照大神と瓊瓊杵尊
鹿児島県に入ると霧島神社という名前の神社をよく見かけるようになります。
ざっと見ただけでもこのような感じで至る所に霧島神社が建てられていることが分かります。
天草地方を訪れた際には、十五社神社が天草の至る所に建てられていました。
十五社神社についてはこちらをご覧ください。
【63日目】天草の十五社宮と阿蘇神社との関係について神社庁に確認したてみると、天草で独自進化を遂げた意味が分かりました。前編
【63日目】独自の発展を遂げた天草の十五社宮のひとつである、佐伊津神社を訪れました。後編
ということは、この霧島神社もかなり重要な神社であるのではないかと思い、調べてみると天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)がご祭神であることが分かりました。
というわけで、本日は霧島神社について見ていきたいと思います。
霧島神宮について
霧島神宮は鹿児島県霧島市にある高千穂峰のふもとにあります。
天照大神より天壌無窮の神勅を瓊瓊杵尊に伝え、霧島神宮が建てられました。
天壌無窮とは天と地のように永遠に続くものであり、神勅は神(天照大神)からのお告げという意味
天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に次のように告げました。
「豊葦原の千五百秋の瑞穂の国は、是、吾が子孫の王たる可き地なり。宜しく爾皇孫、就きて治せ。行矣、宝祚の隆えまさむこと、当に天壌と窮り無かるべし」
現代語に訳すと、たぶんこんな感じだと思います。
豊かでみずみずしいあの国は、わが子孫である瓊瓊杵尊が君主として治めるべき土地である。
瓊瓊杵尊よ、お前が行って治めなさい。さぁ、お行きなさい。
皇室の繁栄は、天と地のように永遠に続くものであり、終わることはないでしょう
そして、高千穂の麓に天照大神から授かった三種の神器と稲穂を納めて霧島神宮が建てられました。
- 八咫鏡(やたのかがみ):天照大神が岩戸に隠れた際に使われた鏡
- 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま):天照大神を岩戸から出させるために榊に掛けられた勾玉
- 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)《別名:草薙剣(くさなぎのつるぎ)》:須佐之男命が八岐大蛇を討伐したときに出てきた剣で、のちに日本武尊に引き継がれた
瓊瓊杵尊
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)は略称であり、正式名称は次のとおりですが、めっちゃ長いので別に覚える必要はありません。
- (古事記):天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命
- (日本書紀):天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
五穀豊穣や商売繁盛、国家安寧を願う神として現在では祀られています。
高千穂の麓に神宮が建てられた理由
高千穂峰の山頂には天の逆鉾(あまのさかほこ)が備えられています。
鹿児島三峰に登頂。
— ひびき Matsumoto (@hibiki_bird) December 26, 2021
韓国岳,高千穂峰,開聞岳
韓国岳から望む雲海に浮かぶ高千穂峰と新燃岳が素晴らしく、高千穂峰では天が照らす天の逆鉾が見られ、開聞岳では鹿児島南部の数々の岬を眺望できた。良い鹿児島登山旅行でした。 pic.twitter.com/FERkqXHssF
高千穂峰の山頂からの眺めは、筆紙に尽くすことができないと言われるほど壮大ですが、この写真を見ればその意味がわかるのではないでしょうか。
また、こうした山を神様に見立てて祀るというのは、火山信仰が関係しているのかもしれません。
火山信仰といえば、熊本の阿蘇山にある阿蘇神社が思い浮かびます。
火山の噴火など自然災害は神の怒りを表すなど、自然を神に準えた信仰なので火山信仰と呼ばれたりするわけですが、瓊瓊杵尊が御祭神の霧島神社は五穀豊穣や国家安寧などどちらかといえば平和を表す神なので、火山信仰とは別と考えた方が良いかもしれませんね。
【63日目】天草の十五社宮と阿蘇神社との関係について神社庁に確認したてみると、天草で独自進化を遂げた意味が分かりました。前編
御主神と相殿神
霧島神宮の御主神は瓊瓊杵尊ですが、こちらには相殿神と呼ばれる六柱の神様も祀られています。
- 木花咲耶姫尊(このはなさくやひめのみこと):瓊瓊杵尊の妻。めちゃくちゃ美人らしい
- 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと):御子神
- 豊玉姫尊(とよたまひめのみこと):御子神の妻。初代神武天皇の祖母にあたる
- 鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと):御孫神
- 玉依姫尊(たまよりひめのみこと):御孫神の妻。神武天皇の母にあたる
- 神倭磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこ):ひ孫
阿蘇神社の家族神12神と同じような感じかもしれませんね。
このように初代天皇の系譜がここから始まっているのだとすると、ここ霧島神社がいかに大切な土地であったかが分かります。
南九州一帯に霧島神社がある理由
天皇家系譜の始まりの地であることを考えると古事記・日本神話の中でも重要な拠点だったのだろうなぁということは分かりますね。
南九州一帯に霧島神社があるのもこの地を治めにきた瓊瓊杵尊がこの地の人々に崇拝されていたことの裏返しかもしれません。
天草地方を訪れたときに見かけた十五社神社はもともとはそれぞれが地域の神を祀っており、それが後年阿蘇12神と天照大神を祀る神社へと変わっていったことを考えると、もしかしたら霧島神社ももともとは各地域ごとに祀られていたのが、瓊瓊杵尊がこの地を治めたときに変わっていったのかもしれません。
本日は霧島神社を訪れたことで、その本宮である霧島神宮に焦点をあててご紹介させていただきました。
ウォーキング旅行について
ダイエットのために始めたこのウォーキングですが、せっかくやるなら継続できるような企画にしたいということで歩いた分だけ地図上を移動できる「旅行したつもり旅行(以下ウォーキング旅行)」をスタートしました。
目的地はあらかじめ設定するのではなく、その日歩いた距離数の分移動できるスポットを決めるというやり方です。
いわゆる「後出し」で目的地を決定する方法ですが、あらかじめ目的地を設定したときの『あとどれだけ歩かないといけない』といった義務感がないこともうまく継続できている要因かもしれません。
ウォーキングに対してあまり厳しいルールを設けてしまうと途中で挫折する原因になるため、まずは長く続けられるようなルールづくりをしました。
以下、ウォーキング旅行の基本的なルールとなります。
- 出発地点は小倉駅
- 1日に移動できる距離はアプリに記録された距離とする
- 移動した際の目的地(到達地点)の場所を記録する
- 設定した目的地(通過地点でも可)を題材に記事を書く
- 翌日は前日の到達地点からスタートする
- 自分の体調を第一に、1日の移動ノルマは設定しない
- 最終的に九州を1週して小倉駅に戻ったらゴール!
九州1周の距離とゴールまでのおおよその期間
九州1周を1200〜1500kmで算出しています。
ひと月に300km歩いたとして、4〜5ヶ月で1周できる計算です。
雨天時など外出が難しい日もあるかと思いますが、決して無理はせずにウォーキングを継続していきたいと思います。
ウォーキングをはじめた理由
ダイエットのためです。
これまで色々なダイエット法を試してきましたが、どれも長続きせずいつも途中でやめていました。
せっかく挑戦するなら今度は自分の性格に合ったダイエット法でやってみようということで、歩くこと自体にあまり抵抗がなかったこともありウォーキングダイエットをすることに決めました。
有酸素運動の中では負荷が少ない部類なので劇的な減量は見込めませんが、継続するということも考えると長期的に結果が出る方が自分に合っている気がしています。
78日目の移動ルートについて
本日は頼山陽公園から霧島神社までの短いコースで、海沿いを歩くと若干距離が延びるもののほぼ平坦なコース、そして距離を少し縮めて歩くコースになると高低差は約60mのコースの2つになります。
どちらのコースでも距離的にはさほど変わらないですし、高低差60mというのは誤差のようなものなのであまりきついとは感じずに歩くことができるかと思います。
本日の運動結果について

本日はほとんど運転で終わってしまいあまり距離を歩くことができませんでした。
満足に歩くことができないのはやはりストレスがたまります。
ウォーキングできるときにしっかりと歩いて運動したいところです。
78日目 まとめ
本日はあまり距離を歩くことができなかったものの、古事記や日本書紀のキー地点となる霧島神宮について理解が深まったのはよかったかなぁと思います。
普段の生活ではなかなか関わることのない神社ですが、こうして各地を訪れることで意外なところで話がつながってきたりするのは神社巡りの楽しいところでもあります。
当ブログでは神社巡りがメインではありませんが、神社に立ち寄った際には本日のように普段知ることがないようなところまで深掘りしていければなぁと思います。
また明日以降もウォーキングをしながら九州の素敵な景色などを楽しんでいきたいと思います。
Solo-Yase 
