【61日目】天草に伝わる妖怪油すましと、古事記・日本書紀とのつながりについて

油すましの墓とは?

妖怪「油すましの墓」は、熊本県天草市栖本町河内にて祀られている妖怪のお墓になります。

上の画像のような妖怪をご存知でしょうか?

これは日本の妖怪「油すまし」の一般的に定着しているイメージ像。

蓑を被り顔が大きくすまし顔、というのが特徴として「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるさんが描いたことで、油すましのイメージとして定着しました。

定着したイメージ像とは異なる天草伝承

この油すましのすまし顔は、「蟹首」と呼ばれる人形がモチーフになった説が有力視されています。

では元来の油すましはどのようなものであったかについてですが、初めてこの妖怪が出てきたのは天草の民俗を研究する浜本隆一氏著『天草島民族誌』とされています。

天草に伝承されていた油すまし

老婆が孫を連れて峠を歩いていた時に、「この峠には、むかし油瓶をさげた妖怪がでたんだよ」と孫に話していたところ『今でも出るぞ〜』と油すましが言いながら2人の前に出てきたという伝承が残されている

一般に定着しているような姿ではなく、声と物品のみの怪異現象とされている妖怪。

それがゲゲゲの鬼太郎によって、イメージしやすいように創造されたのが、上図のような蓑を羽織ったすまし顔の姿になったとされています。

ちなみにゲゲゲの鬼太郎に登場する油すましは参謀役として登場するため、知的でクールなイメージを持たれていますが、これは後付けされた可能性が高く伝承されてきたイメージ像とは異なるようですね。

妖怪と古事記、日本書紀とのつながり

それでは妖怪ってどんなのが妖怪なの?と聞かれたときに、その姿などをイメージすることはできるかもしれませんが、改めて言葉で定義しようとするとなかなか難しいのではないでしょうか。

そこであらためて妖怪について少し深掘りしていきたいと思います。

妖怪とは、日本に言い伝えとして残されている言葉では説明ができないような不思議な力や現象を引き起こす存在とされています。

  • 妖(あやかし)
  • 物の怪(もののけ)
  • 魔物(まもの)

と言ったような呼ばれ方もします。

日本では古来から、生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂や霊を宿しているという考え方があり、それらが八百万の神々や日常生活に根ざしてきた背景があります。

当ブログでも神社を訪問した際に御祭神についての記事を書くことがありますが、こうした神々が登場する「古事記」や「日本書紀」にも既に妖怪は『鬼』や『大蛇』、『八岐大蛇』といったもので登場しています。

古代から現代まで実際に姿形を見たとする遺物はほとんど残っていないのですが、人間の想像を超えた現象や出来事を伝聞するうちにそれらがイメージ化されていったと考えるのが自然ではないかと思います。

私自身は、妖怪や八百万の神々なんていないよ!とは思っていなくて、「いるかもしれないなー」とか「いてもおかしくないよねー」と思っています。

あらためて考えてみるとたしかに古事記や日本書紀にも「八岐大蛇」などの描写があることを考えると少し縁のようなものを感じてしまいます。

油すましの墓を訪れた方々

元来油すましは姿形がないとされているため、顔がないのもそのためかもしれませんね。

定着したイメージを優先してしまうと、削り取られたと思っても不思議はありません。

記事を書いているときにこのTweetを見て思わず「たしかに!」と思いました。

妖怪なのにお墓だなんて笑

この油すましは、地元では「油すましどん」と呼ばれているようです。

このお墓が建てられて周辺が整備された際に観光奨励地にしようとしたらしいのですが、さすがの参謀も油すましだけではどうにもならなかったようで、頓挫したとのこと。

しかしこちらの方がTweetしているように、癒される場所、というのは少しだけわかる気がします。

それはおそらく神社仏閣が持つ独特の雰囲気がココにもあるからだと思います。

というわけで、本日は油すましのお墓を訪問して、妖怪と古事記、日本書紀とのつながりについても少し触れてみました。

なかなかこの油すましのお墓を見るためだけに訪れるのは少し弱いですが、天草一帯には訪問してみたい場所がいくつかありますので、近くを通る際には思い出して立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。

ウォーキング旅行について

続いて、私がダイエットのために連日行っているウォーキング旅行についてです。

ダイエットのために始めたこのウォーキングですが、せっかくやるなら継続できるような企画にしたいということで歩いた分だけ地図上を移動できる「旅行したつもり旅行(以下ウォーキング旅行)」をスタートしました。

目的地はあらかじめ設定するのではなく、その日歩いた距離数の分移動できるスポットを決めるというやり方です。

いわゆる「後出し」で目的地を決定する方法ですが、あらかじめ目的地を設定したときの『あとどれだけ歩かないといけない』といった義務感がないこともうまく継続できている要因かもしれません。

ウォーキングに対してあまり厳しいルールを設けてしまうと途中で挫折する原因になるため、まずは長く続けられるようなルールづくりをしました。

以下、ウォーキング旅行の基本的なルールとなります。

ウォーキング旅行の基本的なルールについて
  • 出発地点は小倉駅
  • 1日に移動できる距離はアプリに記録された距離とする
  • 移動した際の目的地(到達地点)の場所を記録する
  • 設定した目的地(通過地点でも可)を題材に記事を書く
  • 翌日は前日の到達地点からスタートする
  • 自分の体調を第一に、1日の移動ノルマは設定しない
  • 最終的に九州を1週して小倉駅に戻ったらゴール!

九州1周の距離とゴールまでのおおよその期間

九州1周を1200〜1500kmで算出しています。

ひと月に300km歩いたとして、4〜5ヶ月で1周できる計算です。

雨天時など外出が難しい日もあるかと思いますが、決して無理はせずにウォーキングを継続していきたいと思います。

ウォーキングをはじめた理由

ダイエットのためです。

これまで色々なダイエット法を試してきましたが、どれも長続きせずいつも途中でやめていました。

せっかく挑戦するなら今度は自分の性格に合ったダイエット法でやってみようということで、歩くこと自体にあまり抵抗がなかったこともありウォーキングダイエットをすることに決めました。

有酸素運動の中では負荷が少ない部類なので劇的な減量は見込めませんが、継続するということも考えると長期的に結果が出る方が自分に合っている気がしています。

それでは、61日目の結果を見ていきましょう。

61日目 ウォーキング旅行移動ルート

油すましの墓に向かうルートは2つありますが、そのどちらも山間を通るためかなりハードになります。

高低差は約200mあるので、甘くみていると痛い目を見るかもしれません。

山を登っているときに思うのですが、みなさんは坂を登るのと降りるのとではどちらがキツく感じるでしょうか?

坂の程度にもよりますが一定以上の距離がある場合は下り坂のほうがきついことがあります。

今回のルートはどちらも2回坂の上り下りがあるため注意が必要です。

本日の運動の結果

本日は朝3昼4夜5の黄金比に近いウォーキングができました。

運動の負荷自体はあまりありませんでしたが、それでもいつもの距離を歩くことができたのでホッとしています。

このくらいの距離が今の自分にとってはちょうどいい塩梅と言えそうです。

気分が乗るときは17〜18kmほど歩いてしまいますが、これは少し歩き過ぎかもしれませんね。

61日目まとめ

本日は天草市にある油すましのお墓を訪問しました。

山間部にあるため、ここを主目的として行くというよりは途中立ち寄る感じになりそうな場所でした。

ここ数日天候不良などで満足のいくウォーキングができていませんでしたので、久しぶりに気持ちのいいウォーキングができた1日になりました。

明日以降も素敵な場所や風景を見ることができるようにウォーキングを行っていきたいと思います。

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