ウォーキング旅行で訪問した「縫ノ池」に実際に行ってきました。

ウォーキング旅行

9月の終わり頃からダイエットを兼ねてウォーキングの記録をつけ始めたわけですが、ただウォーキングをするだけでは続かないと思い、旅行したつもり旅行(以下、ウォーキング旅行)を行っています。

ウォーキング旅行とは、日々のウォーキングで歩いた分だけ地図上を移動することができるというものです。

簡単にウォーキング旅行のルールについてご案内します。

ウォーキング旅行のルール
  • 出発地点は小倉駅
  • 1日に移動できる距離はアプリに記録された距離とする
  • 移動した際の目的地(到達地点)の場所を記録する
  • 設定した目的地(通過地点でも可)を題材に記事を書く
  • 翌日は前日の到達地点からスタートする
  • 自分の体調を第一に、1日の移動ノルマは設定しない
  • 最終的に九州を1週して小倉駅に戻ったらゴール!

以上がウォーキング旅行の基本的なルールとなっています。

【41日目】の記事で、縫ノ池について取り上げていました。

今回家族で嬉野温泉に出掛けてきたのですが、その帰りに記事で取り上げた縫ノ池にも立ち寄ってきたので、あらためて記事にしてみたいと思います。

縫ノ池

2021年11月21日撮影

縫ノ池は佐賀県杵島郡白石町にある湧水池になります。

大きな木が目印となり、遠くから見ても「あぁ!あそこあそこ!」と分かりました笑

縫ノ池には800年以上の歴史があり、古くから地域に住む人々の生活用水として使用されてきました。

しかし、地下水の過剰汲み上げにより1958年に地下水が枯渇し、縫ノ池の水も全て枯れ果ててしまいました。

2001年に生活用水を地下水から表流水に変換したことで、地下水から水が湧き始め縫ノ池は復活を遂げました。

上記の通り、一度は枯渇してしまった縫ノ池ですが、見事に復活を遂げました。

小雨が降り頻る中での現地訪問となりましたが、その存在感は変わりませんでした。

縫ノ池の湧水は実際に飲むことができ、地元の方々が毎日水を汲みにくるほど人気のスポットとなっています。

私たちが訪問した日も小雨が降る中で、水汲みの順番待ちが発生するほど地元の人たちには重宝されていることがわかりました。

私も水を飲んでみたのですが、飲み口がやわらかくて大変飲みやすかったです。

ペットボトルを持ってこなかったことを後悔したほどです笑

嬉野温泉と縫ノ池の不思議な関係

実は私が縫ノ池に行きたくなったのにはもうひとつ理由があります。

前日に約2年ぶりとなる夫婦旅行で嬉野温泉を訪れていました。

そんな中で嬉野温泉の近くを散策するために訪れたのが、轟の滝公園でした。

轟の滝公園
轟という名前とは裏腹にとても穏やかな川でした

轟の滝という現地写真を特に見ておらず、名前の語感から『轟というくらいだから、きっとすごい滝なんだろう』と思いつつ、轟の滝公園を訪れました。

すると目に飛び込んできたのが上の写真でした。

奥に滝が流れており、手前には川底が段々に見えており川の流れも大変ゆっくりな流れとなっています。

正直少しがっかりしたのは間違いありませんでした。

想像していなかった光景を目にしてその場を立ち去ろうと振り向いた時に見えてきたのがこちらの看板となります。

轟の滝と縫ノ池に残る恋物語

2021年11月21日撮影
轟の滝と縫ノ池に今もなお残る恋物語

轟の滝の眼前に立てられた看板の説明書きに目が止まりました。以下、原文文字起こしとなります。

轟の滝は、ここから約15キロ離れた佐賀県白石町にある縫ノ池と、地下水でつながっていると言われています。

轟の滝の龍神様は縫ノ池の弁天様にこの地下水を通じて逢いに行っていたという言い伝えがあります。

縫ノ池は地下水の汲み上げ異常で一時期湧水が枯渇したこともありました。

しかし2000年には再び湧水が復活し、龍神様は弁天様に逢いに行けるようになったことでしょう。

湧水の復活は、龍神様に逢えない寂しさからの弁天様の涙によるものだったのかもしれません。

この看板を見た時に、どうして枯渇から復活した縫ノ池を見たいと思ったのかが少し分かったような気がしたのです。

縫ノ池から轟の滝までを実際に歩いてみると、まぁまぁの距離がありますが、この2つの池が地下水でつながっているというのは大変興味深いですね。

御祭神との関係から轟の滝と縫ノ池を見てみる

縫ノ池と厳島神社

市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)

縫ノ池に立っている大木のふもとには厳島神社があり、御祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)が祀られています。

市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)とは

親を須佐之男命(スサノオノミコト)として生まれた宗像三女神の一柱で、水の神様と言われています。

宗像三女神は 絶世の美女とされ、商売繁盛、芸能、金運、勝負、豊漁、交通安全、五穀豊穣、海の神として信仰されています。

轟の滝の龍神様

轟の滝と名付けられた滝壺の由来は、龍が雷が轟くような音を立てて昇っていく様に見立てて名付けられたとされています。

轟の滝には御祭神はありませんが、龍神様がいたとされたというのは名前の由来から察することができますね。

縫ノ池で祀られていた市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)が絶世の美女とされていたことから、龍神様が逢えないことを悲しんで涙を流されたというのも納得?できました。

この龍神様が流した涙が縫ノ池と轟の滝とを再びつないだ、とすると面白いですよね。

神社仏閣巡りは古事記を紐解くちょうど良い機会

以前から神社や仏閣巡りは趣味としてありましたが、その時代背景などはあまり気にしたことがありませんでした。

最近になって古事記や日本書紀に興味を持つようになり、日本神話に出てくる八百万の神々について少しずつ勉強をするうちに神々の関係性やストーリーが面白いと感じるようになりました。

全国に神社仏閣は約10万社以上あるとされており、それら多くの神社には御祭神様がいらっしゃいます。

そんな御祭神と神社の成り立ちや背景について、少しだけ掘り下げてみていくだけでこれまでなんとなく静かな神社が好きなんだよなぁと漠然と感じていたものに色がふっと塗られたような感覚になってきます。

あくまで神話ですので当時の人々の想像を超えるものではありませんが、それでもその神社がもつストーリーを読んでいくことで、意外なつながりがあったりするのがこの古事記や神社巡りの奥深いところかもしれません。

今回、縫ノ池を訪問することができたのも何かしらのご縁があった、そう考えた方がご利益もありそうですよね。

まとめ

当初は訪問予定がなかったのですが、嬉野温泉に行った際に訪れた轟の滝と縫ノ池の関係性を知ることができたのは、自分にとっては何かしらのご縁があったのではないかと感じています。

普段行っているウォーキング旅行は、あくまでも日々ウォーキングした分だけ『地図上を移動する』擬似旅行なわけですが、今回のように実際に紹介した場所を訪問することができたというのは本当によかったです。

九州を1周するこのウォーキング旅行はまだまだ序盤であって、ゴールまでにはもうしばらくかかりそうですが、これからも紹介した地点を実際に訪問できた暁にはあらためて記事にしていきたいと思います。

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