体が発する痛みは、異常事態であることを知らせてくれる役目があるわけですが、そんな痛みの中で三大激痛と呼ばれるものがあります。
諸説あるようですが、その三大激痛の中に定番でランクインしてくるのが尿路結石になります。
今回はそんな三大激痛と呼ばれる尿路結石について実体験を交えつつ解説していきたいと思います。
目次
尿路結石とは?
尿路結石とは、腎臓でおしっこが生成されて尿道からおしっこがでていくわけですが、その通過点のどこかで石が詰まってしまう症状となります。
石ができる部位によって、正確な名称は変わってきます。
腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石など発生部位で名称が変わる

結石の形状はよくこんぺいとうに例えられます。
こんぺいとうの見た目は可愛らしいですが、結石の結晶はカドがトゲトゲしています。
このトゲトゲが尿路を少しずつ移動する際に管をチクチクと刺さるため、激痛を感じるというわけです。
結石の症状とは?激痛を例えるなら?
結石ができると、背中やわき腹に違和感、または激痛が出ます。
場合によっては吐き気や嘔吐、血尿が出たりもします。
私自身の実体験ではありますが結石の激痛を簡潔にいうと、
『ちんこをおもいきり握られている』
ような痛みといえば、男性であれば少しは理解してもらえるかと思います。
何とも卑猥な表現となってしまいましたが、とりあえず立った姿勢でじっとしていられない痛みです。
そしてその痛みは結石がなくなるまで続くと思ってもらえれば、痛みの度合いを理解してもらえるかと思います。
尿路結石の治し方
痛みの度合いにもよりますが、立ち続けていられないような痛みが続く場合には、手術する場合もあるようです。
結石の大きさにもよりますが、結石ができている部位に体の表面から超音波をあてて結石を砕いていく治療もあります。
ただ、手術やこの超音波治療はお金がまあまあかかります。
保険適用でも5万円〜10万円ほどかかります。
私は自然に排出されるまで待つ、という方法を取りました。
自然に排出されるまで待つ方法は、治療費はゼロですが排出されるまで痛みが続くということでもあります。
結石がどこに出来たのか、またその大きさはどのくらいなのかなど諸々考えた上で治療法を選択するべきかと思います。
私は治療費に10万円はかけられないので、自然排出法を選択しましたが出てくるまでの数日間はまさに地獄のような日々でした。
結石は5年周期で再発する
結石ができる主な原因は偏った食生活だと考えられています。
そのため一度結石が出来て治ったとしても、偏った食生活を続けていると再発します。
その周期はだいたい5年前後での再発率が高いです。
実体験をもとにしたデータでは次のようになっています。
30歳 : はじめての尿管結石
35歳 : 2度目の尿管結石
42歳 : 3度目の尿管結石
30歳のときにはじめて結石ができて、次が35歳だったので「本当に5年周期なんだな」と当時思った記憶があります。
その後、40歳のときに再発しなかったので安心しきっていたのですが、42歳で再発となりました。
結石は予防できる

結石ができる主な原因は偏った食生活だと書きました。
特に動物性タンパク質に偏った食事をすると発生頻度があがるようです。
①水分を多めに摂る
肉類を食べた際に、体内ではシュウ酸や尿酸が体内で増加します。
それがカルシウムと結合することで体内で石となり、それが結石へと進化を遂げるわけです。
そのため、体内のシュウ酸や尿酸の濃度を下げてあげることが必要となるわけです。
水分を多めに摂ることで尿酸の濃度抑制効果が期待できるうえ、小さな結石のまま体外へ排出されるため、結石にまで大きくならずに済むという塩梅です。
ただし、紅茶やコーヒーにはシュウ酸が多く含まれているので、注意が必要です。
②カルシウムを多めに摂取する
シュウ酸はカルシウムと結合する性質があるので、腸内で結合することでうんちとして排出されるようになり、尿にまじりにくくなるようです。
③肉類中心の食事から野菜中心の食事へ
肉中心の食事から野菜を多く摂取する食事に変えていくことで体内生成される量がある程度調節されていきます。
④こまめな運動を
運動をすることで体が動きます。
結石は石がかたまってできたものなので、体を動かすことで体内に振動が伝わります。
その振動が結石にも影響を及ぼすため、あまり大きくなりすぎないという塩梅です。
小さな状態であれば、ひっかかることなく小さなまま体の外に排出されていきます。
はじめての尿管結石 実体験①発症

はじめて尿管結石になった日。当時私は30歳。
この日は出勤のため車を運転していたときに、突然激痛に襲われました。
運転席に座って運転していたのですが、突然下腹部を金属バットでぶん殴られたような痛みを感じて、運転することが出来なくなりました。
痛みを我慢して運転したら確実に事故すると思いたまたまあったコンビニの駐車場に車を止めて痛みが和らぐのを待つしか出来ませんでした。
その後とりあえず会社に出勤したものの、動くことができずにそのまま近くのクリニックに搬送されました。
検査で尿管に7ミリほどの結石が出来ていることがわかりました。
7ミリはかなり大きな結石です。
クリニックでは手術などの処置ができないので、前立腺を大きくさせて尿の頻度を上げる薬を処方してもらいました。
この日は食欲も湧かなかったのですが、おしっこの回数だけは増やすように言われていたため、水分を多く摂りました。
結石は尿管に詰まっているため、尿意はあるものの石が尿管内を塞いでいるためおしっこはちょろちょろとしか出ず、残尿感でまくります。
結果的になんどもなんどもトイレに行くこととなりました。
処方された薬は痛み止めではなく尿頻度を上げる薬なので、痛みはずっと続きました。
はじめての尿管結石 実体験②経過
尿管結石が発症してから数日後、とりあえず歩くことができるようにはなったものの、痛みが引かないため痛み止めを処方してもらいました。
そんな状態だったため仕事を休めれば良かったのですが慢性的な人手不足もあり戦力にはならないと分かりつつ、出勤していました。
発症から数日が経ち、ネットで調べてみると超音波治療なるものがあって、それで石を砕くことで結石を治すことができることが分かりました。(前述:治し方を参照)
超音波治療を行なっている病院に行ってみたのですが、先生から「治療できるけど治療費に15万円かかるけど、いける?」と言われ、やめました。
痛みとお金を天秤にかけたときに、当時の私はあまりにもお金がなかったので痛みを取ったわけです。
激痛ではあるものの、これが原因で死ぬことは恐らくないだろうという思惑もありました。
はじめての尿管結石 実体験③発射
はじめての尿管結石発症から2週間ほどが経ち、普段通りの日常生活をだいぶできるくらいに回復しつつありました。
激痛ではないものの、痛みはまだ残っている状態でした。
はじめて激痛を感じたときは、下腹部全体とちんこが痛かったのですが、この頃になるとちんこの根本近くに痛みは移動していました。
それはつまり結石が移動してきているということでした。
「もう少しの辛抱だ」
そう思いつついつものように水分をかなり多めに取って仕事をしていました。
仕事中に尿意がピークに達し、トイレにいっておしっこを出したときでした。
根元にあった石が尿管をつたって動くのがはっきりと分かりました。
「あっあっあっで、で、でるっ!!」 スポッ
尿意の勢いに押され、結石が勢いよくちんこの先から音を立てて飛び出ました。
少し血尿となりましたが、結石が飛び出たあとのなんとも言えない爽快なおしっこは、過去に経験したことがないほどの気持ちよさでした。
2回目の尿管結石 実体験①こ、この感覚は、、
はじめての尿管結石から5年後の35歳のときに、2度目の尿管結石を発症しました。
このときは激痛ではなかったものの、金玉を鷲掴みにされて悶絶しそうになる気持ち悪い痛みが出ました。
仕事中突然この痛みがやってきたのでびっくりはしたのですが、この感覚はすでに経験したことがあったので、すぐに尿管結石だと分かりました。
仕事を半休もらいその日の午後に病院に痛み止めと前立腺肥大(尿意促進)の薬を処方してもらいました。
はじめて石ができたときに比べたらあまり大きく育っていなかったのだと思います。
2回目は発症からおよそ1週間で無事治りました。
多めの水分と、軽めの運動を織り交ぜることで代謝促進を図りました。
経験値があるのとないのとでは対処に差が出るのをまじまじと実感しました。
2回目は痛みはあったものの冷静に対処できたと思っています。
3回目の尿管結石 実体験①7年目に発症
尿管結石はだいたい5年周期で再発するといわれています。
30歳、35歳で再発し、次は40歳のときかなーと思っていのですがその際には発症せず、完治したのかなと思っていたのですが、42歳になって3度目の尿管結石となりました。
35歳の頃に比べると仕事環境も大きく変わり食生活に関してもだいぶ変わっていたのだと思います。
今回は、激痛はほぼありませんでしたが、過去経験したことのあるじんわりする痛みを感じました。
ついにきたか、と思いました。
今回は痛みもさほど感じなかったため、病院には行かず自然排出療法を実施。
今回は発症から4日で体外排出に成功しました。
まとめ
尿管結石の激痛は、例えようのない気持ち悪い痛みが延々と続きます。
食生活の改善が最も結石予防には良いとされています。
身体が発する痛みは、身体の不調を知らせてくれるサインです。
今後4回目の再発がないように、食生活の改善をしていきたいと痛感しました。
健康であればこそ美味しい食事も楽しめます。
三大激痛と呼ばれる尿管結石ですが、偏った食生活が当たり前になった現在誰しもがなり得る病気であるとも言えると思います。
まず手っ取り早くできることは、今の食事を見つめ直すことだと思います。
私のように何度も繰り返さないように、健康管理をしていきましょう。
Solo-Yase 
